小さい子どものクツ選びって楽しいですよね。子どもに着せる服はどうでもいいと思ってても、クツ売り場に行ってちっちゃいナイキやコンバースのスニーカーを見ると楽しい気持ちになっちゃうお父さんは多いはず。結局自分が欲しいやつを履かせようとして子どもに拒否されたりするんですけどね。。

まあ内容のない前置きはさておき、写真の靴です。嫁さんがイトーヨーカドーで買いました。

我が家の場合、上の息子の時はデパートのシューズマイスターがいるような売り場に連れて行って、きっちり足の大きさ測ったりして3000円とか4000円とかするスニーカーを履かせてチヤホヤしてました。が、下の娘が産まれてからはもう買い物のドタバタ加減がすさまじくて、とてもじゃないけどゆっくり足のサイズを測るヒマなんて精神的にも物理的にもなくて、とにかく目の前にぶらさがっている靴をカゴにぶちこみレジに持っていくデトロイトスタイルでやらせてもらってます。今回の靴も、嫁さんがぐずって暴れる娘をハトヤのCMみたいな感じで抱えて外を歩いていたら、いつのまにか履いてた靴が片っぽなくなってたから慌ててイトーヨーカドーに駆け込んで、5秒で選んだものでした。1000円もしないはず。

なので、タイトルの「微妙に迷子を防ぐかもしれない機能」は買った後で偶然思いついたことです。この一見何の変哲もない赤い靴。デザインと名のつく仕事に就いている人ならば、ひと目見ただけでさまざまなアイデアや意見が頭に浮かぶであろうこの靴の秘密は、「笛付き靴」なのです。かかとのクッション部分に笛が付いていて、歩くたびに「キュー!」「プイー!」って音がするアレです。昔からあるものなんだけど、よくよく思い返してみると、最近この笛付き靴履いてる子どもって少なくないですか?少なくとも上の子の時には一度も履かせたことがなくて。アシックスやニューバランスの靴には絶対に笛が付いてないし、要はちょっといい靴には付いてないんですよね。ほら年々少子化とかいって、子ども一人当たりに使うお金が増えてたりするから、こういう靴って最近はあまり人気がないのかもしれないです。

しかしこの笛、なかなか便利ですよ。だって、子どもが視界にいなくても、近くにいれば笛の音でだいたいの位置がわかるんです。アカチャンホンポやスーパーのような、室内だけど棚やディスプレイで死角が多い場所とかで結構いい感じです。プイッ!キュッ!プイッ!キュッ!っていう足音が、お菓子売り場に向かっていくのが手に取るようにわかりますから。まさに昭和のGPSといったところでしょうか。よく道端で母親が「もう知らないよ!」とマジギレしてグズる子どもをスタスタ置いていくシーンがあるけど、そういう時も足音で、子どもが後ろを付いて来るかどうかわかりやすいのでは、と嫁さんが言ってました。「もう知らないよスタスタ」を多用するお母さんには、マストアイテムと言えるのでは。ただ結構大きな音で鳴るので、TPOをわきまえないと周囲の大人の眉間にシワが寄る感じになりますのでご注意を。病院とかホテルのロビーとかね。あと音が聞こえない距離まで離れれば普通に迷子になるので(当たり前だけど)ガチで効能を期待しないように。

斬新な新商品ではないので、昔から子どもに履かせている人には「今さらこんなもんで大げさにネタを膨らますな!」と言われそうだけど、個人的には子育て6年にして新発見だったので、ちょっとうれしい気持ちになって記事にしてみました。まあ女の子ですしね、本音はもっとかわいい靴履かせたいですけどね。最後の最後に全否定で、本当に申し訳ありません。

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